MIDB関数 文字列の指定された位置から指定されたバイト数の文字を返す
関数名 | MIDB |
分類 | 文字列操作 |
説明 | 文字列の指定された位置から指定されたバイト数の文字を返す |
バージョン | - |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
MIDB(文字列1, 開始位置2, バイト数3)
1 - 文字列 ----- 取り出す文字を含む文字列を指定します。
2 - 開始位置 ----- 文字列から取り出す先頭文字の位置を数値で指定します。先頭文字の位置は「1」です。
3 - バイト数 ----- 取り出すバイト数を指定します。
解説
例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
「=MIDB(A1,3,3)」を入力します。
3バイト目の文字から3バイト分の文字が表示されます。
「=MIDB(A1,8,2)」を入力します。
8バイト目の文字から2バイト分の文字が表示されます。
MIDB関数では、全角文字の1文字が2バイトとしてカウントされます。半角文字は1バイトとしてカウントされます。
この例の場合、「Excel」は5バイト、「関数解説」は8バイトとなります。
注意事項
・開始位置が文字列のバイト数より大きい場合、空白文字列("")が返されます。
・開始位置が文字列のバイト数より小さく、開始位置とバイト数の和が文字列のバイト数を超える場合、開始位置から文字列の最後までの文字が返されます。
・開始位置が1より小さい場合、エラー値 #VALUE! が返されます。
・バイト数に負の数を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
メモ
MIDB は MIDdle Byte
関連する関数
MIDB、LEFT、LEFTB、LEN、LENB、RIGHT、RIGHTB、FIND、FINDB、SEARCH、SEARCHB