FINDB関数 文字列のバイト位置を調べる

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

FINDB(検索文字列¹, 対象², [開始位置]³)

1 - 検索文字列 ----- 検索する文字列を指定します。
2 - 対象 ----- 検索文字列を含む文字列を指定します。
3 - [開始位置] ----- (省略可) 検索を開始する位置を指定します。対象の先頭文字から検索を開始するときは「1」を指定します。開始位置を省略すると、「1」を指定したと見なされます。

解説

セルA1に「=FINDB("E","Hello!Excel関数")」を入力します。

文字列「Hello!Excel関数」から、文字「E」が最初に現れる位置を調べます。

セルA2に「=FINDB("数","Hello!Excel関数")」を入力します。

文字列「Hello!Excel関数」から、文字「数」が最初に現れる位置を調べます。

FINDB関数では、全角文字の1文字が2バイトとしてカウントされます。半角文字は1バイトとしてカウントされます。
この例の場合、「Hello!Excel」は11バイト、「関数」は4バイトとなります。
大文字と小文字を区別しない場合や、ワイルドカード文字を使用する場合は、「SEARCH関数」または「SEARCHB関数」を使用してください。

注意事項

・検索文字列に空白文字列("") を指定した場合、先頭文字と一致したものと見なされ、開始位置に指定した文字番号または「1」が返されます。
・検索文字列にワイルドカード文字を使うことはできません。
・検索文字列が対象の中で見つからない場合、エラー値 #VALUE! が返されます。
・開始位置に「0」以下の整数を指定した場合、エラー値 #VALUE! が返されます。
・開始位置が対象の文字数よりも大きい場合、エラー値 #VALUE! が返されます。

メモ

FINDB は FIND Byte

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