GETPIVOTDATA関数 ピボットテーブルからデータを取り出す
関数名 | GETPIVOTDATA |
分類 | 検索/行列 |
説明 | ピボットテーブルからデータを取り出す |
バージョン | - |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
GETPIVOTDATA(データフィールド1, ピボットテーブル2, [フィールド1], [アイテム1]3, … ,[フィールド126], [アイテム126])
1 - データフィールド ----- 取り出したいデータフィールドの名前を文字列で指定します。
2 - ピボットテーブル ----- どのピボットテーブルからデータを取り出すかを指定します。
3 - [フィールド1], [アイテム1], … ,[フィールド126], [アイテム126] ----- (省略可) 取り出したいデータを表すフィールドとアイテムを組み合わせて文字列で指定します。
解説
例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
行ラベルに商品名、列ラベルに日付が入ったピボットテーブルを作成します。
「=GETPIVOTDATA("売上",A3,"商品名",A10)」を入力します。
ピボットテーブルから、商品名「りんご」の売上が取り出されました。
注意事項
・集計フィールドや集計アイテム、またはユーザー設定の計算が計算の対象になります。
・2つ以上のピボットテーブルを含む範囲を指定した場合、範囲の最後に作成したどのレポートからのデータが取得されます。
・フィールドとアイテムの引数にセルを指定すると、そのセルに入力されている値が文字列、数値、エラー値、その他のいずれの場合にも、その値が返されます。
・アイテムに日付が含まれる場合、別のロケールでワークシートを開いた場合でも値が保持されるように、シリアル番号でその値を表現するか、DATE関数を使用して値を入力する必要があります。
・時刻は、10進数値で入力するか、TIME関数を使用して入力できます。
・ピボットテーブルが範囲にピボットテーブルが存在しない場合は、 #ref! が返されます。
・引数に指定したフィールドが表示されていない場合や、引数に指定したレポートフィルターにフィルターされたデータが表示されない場合は、エラー値 #REF! が返されます。