FORECAST関数 既知の値を使って将来の値を予測する
関数名 | FORECAST |
分類 | 統計 |
説明 | 既知の値を使って将来の値を予測する |
バージョン | - |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
FORECAST(x1, 既知のy2, 既知のx3)
1 - x ----- 予測する従属変数の値に対する独立変数の値を、数値で指定します。
2 - 既知のy ----- 既知の従属変数の値が入力されているセル範囲または配列を指定します。
3 - 既知のx ----- 既知の独立変数の値が入力されているセル範囲または配列を指定します。
解説
例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
「=FORECAST(A7,B2:B5,A2:A5)」を入力します。
2019年から2022年の売上高の値を使って、2023年の売上高の値を予測します。
この関数は、より精度が高い「FORECAST.LINEAR関数」に置き換わっています。
Excelの将来のバージョンでは利用できなくなる可能性があるため、今後は新しい関数を使用してください。
注意事項
・xに数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
・既知のyと既知のxで指定したセル範囲または配列が空白のとき、または両者のデータ数が異なるときは、エラー値 #N/A が返されます。
・既知のxで指定したデータが変動しないとき、エラー値 #DIV/0! が返されます。