Z.TEST関数 正規母集団の観測値平均より標本平均が大きくなる確率を返す

関数名 Z.TEST
分類 統計
説明 正規母集団の観測値平均より標本平均が大きくなる確率を返す
バージョン 2010 (関数が導入されたExcelのバージョンです。これより前バージョンのExcelでは利用できません。)
カテゴリ Excel関数一覧

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

Z.TEST(配列1, 値2, [標準偏差]3)

1 - 配列 ----- 検定対象となるセル範囲や配列を指定します。
2 - 値 ----- 検定する値を指定します。
3 - [標準偏差] ----- (省略可) 母集団の標準偏差を指定します。省略すると不偏標準偏差の値が使われます。


解説

例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
Excel関数
「=Z.TEST(B2:B8,D2,D4)」を入力します。
Excel関数
指定された値から片側確率が求められます。
Excel関数
この例の場合、基準点「50.00」標準偏差「0.15」の座標に向けて、7回座標を合わせる試験をした結果の片側確率を求めています。
両側確率は、「=MIN(片側確率, 1 - 片側確率) * 2」で求められます。


注意事項

・配列にデータが含まれていない場合、エラー値 #N/A が返されます。


メモ

Z.TEST は Z TEST


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