T.DIST関数 t分布の確率や累積確率を返す

関数名 T.DIST
分類 統計
説明 t分布の確率や累積確率を返す
バージョン 2010 (関数が導入されたExcelのバージョンです。これより前バージョンのExcelでは利用できません。)
カテゴリ Excel関数一覧

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

T.DIST(値1, 自由度2, 関数形式3)

1 - 値 ----- t分布を計算する数値を指定します。
2 - 自由度 ----- 分布の自由度を整数で指定します。
3 - 関数形式 ----- 計算に使用する関数の形式を論理値で指定します。「TRUE」を指定すると、累積分布関数の値を返します。「FALSE」を指定すると、確率密度関数を返します。


解説

例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
Excel関数
「=T.DIST(A2,B2,TRUE)」を入力します。
Excel関数
t分布の累積分布関数の値(左側確率)が求められます。
Excel関数


注意事項

・引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
・自由度<1である場合、エラー値 #NUM! が返されます。
・値<0である場合、エラー値 #NUM! が返されます。


メモ

T.DIST は T DISTribution


関連する関数

TDISTT.DIST.RTT.DIST.2T