TDIST関数 t分布の右側確率や両側確率を返す

関数名 TDIST
分類 互換性
説明 t分布の右側確率や両側確率を返す
バージョン -
カテゴリ Excel関数一覧

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

TDIST(値1, 自由度2, 尾部3)

1 - 値 ----- t分布を計算する数値を指定します。
2 - 自由度 ----- 分布の自由度を整数で指定します。
3 - 尾部 ----- 右側確率を求めるには「1」を指定し、両側確率を求めるには「2」を指定します。


解説

例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
Excel関数
「=TDIST(A2,B2,1)」を入力します。
Excel関数
t分布の右側確率が求められます。
Excel関数

この関数は、より精度が高い「T.DIST.2T関数」と「T.DIST.RT関数」に置き換わっています。
Excelの将来のバージョンでは利用できなくなる可能性があるため、今後は新しい関数を使用してください。


注意事項

・引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
・自由度<1である場合、エラー値 #NUM! が返されます。
・値<0である場合、エラー値 #NUM! が返されます。
・尾部に1または2以外の数値を指定すると、エラー値 #NUM! が返されます。


メモ

TDIST は T DISTribution


関連する関数

T.DISTT.DIST.RTT.DIST.2T