SUMX2PY2関数 配列要素の平方和の合計を返す

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

SUMX2PY2(配列1¹, 配列2]²)

1 - 配列1 ----- 平方和を求めるセル範囲、または配列定数を指定します。
2 - 配列2 ----- 平方和を求めるセル範囲、または配列定数を指定します。

解説

例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。

「=SUMX2PY2(B2:B6,C2:C6)」を入力します。

同じ行にある各セルの平方和を求め、その合計が求められます。

この例の場合、「=(B2^2+C2^2)+(B3^2+C3^2)+(B4^2+C4^2)+(B5^2+C5^2)+(B6^2+C6^2)」と入力した場合と同じ計算結果が得られます。

注意事項

・引数となる配列は、行数と列数が等しい配列である必要があります。行数と列数が等しくない場合は、エラー値 #N/A が返されます。

メモ

SUMX2PY2 は SUM X2 Plus Y2

関連する関数

SUM、SUMIF、SUMIFS、SUMPRODUCT、SUMSQ、SUMX2MY2、SUMXMY2

この解説を見た人が最近見た解説はこちら

・ DVARP関数 「条件を満たすセルの分散を返す」
・ WEBSERVICE関数 「Webサービスからデータをダウンロードする」
・ SUMX2MY2関数 「配列要素の平方差の合計を返す」
・ CEILING.MATH関数 「指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を切り上げる」
・ SUMXMY2関数 「配列要素の差の平方和の合計を返す」