ODD関数 最も近い奇数に切り上げた値を返す
関数名 | ODD |
分類 | 数学/三角 |
説明 | 最も近い奇数に切り上げた値を返す |
バージョン | - |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
ODD(数値1)
1 - 数値 ----- 丸めの対象となる数値を指定します。
解説
セルA1に「=ODD(1.5)」を入力します。
値「1.5」を最も近い奇数の整数に切り上げた結果が表示されます。
セルA2に「=ODD(4)」を入力します。
値「3」を最も近い奇数の整数に切り上げた結果が表示されます。
セルA3に「=ODD(-1.5)」を入力します。
値「-1.5」を最も近い奇数の整数に切り上げた結果が表示されます。
数値が正の数の場合は、数値以上で最も小さい整数となります。
数値が負の数の場合は、数値以下で最も大きい整数となります。
注意事項
・数値に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
・数値の符号に関係なく、切り上げられた値の絶対値は、数値より大きくなります。数値が既に奇数の値になっている場合、切り上げは行われません。