ISO.CEILING関数 最も近い整数または倍数に切り上げた値を返す
関数名 | ISO.CEILING |
分類 | 数学/三角 |
説明 | 最も近い整数または倍数に切り上げた値を返す |
バージョン | 2013 (関数が導入されたExcelのバージョンです。これより前バージョンのExcelでは利用できません。) |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
ISO.CEILING(数値1, [基準値]2)
1 - 数値 ----- 丸める値を指定します。
2 - [基準値] ----- (省略可) 丸めた数値がその倍数となるような数値を指定します。省略すると、1が指定されたと見なされます。
解説
セルA1に「=ISO.CEILING(4.3)」を入力します。
指定した値を最も近い整数に切り上げます。
セルA2に「=ISO.CEILING(4.3,2)」を入力します。
指定した値を最も近い倍数に切り上げます。
セルA2に「=ISO.CEILING(-4.3,2)」を入力します。
指定した値を最も近い倍数に切り上げます。
注意事項
・倍数の絶対値が使用されるため、数値および基準値の符号に関係なく、数学上で大きい側に切り上げた値が返されます。
メモ
ISO.CEILING は ISO(International Organization for Standardization) CEILING