OCT2HEX関数 8進数を16進数に変換する

関数名 OCT2HEX
分類 エンジニアリング
説明 8進数を16進数に変換する
バージョン -
カテゴリ Excel関数一覧

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

OCT2HEX(数値1, [桁数]2)

1 - 数値 ----- 変換する8進数を指定します。10文字を超えて指定することはできません。
2 - [桁数] ----- (省略可) 使用する文字数を指定します。


解説

セルA1に「=OCT2HEX(150,3)」を入力します。
Excel関数
8進数の「150」が3桁の16進数に変換されます。
Excel関数
ここで、なぜ8進数の「150」が16進数の「068」になるのか見ておきましょう。

計算方法は以下の通りです。

まず、8進数の「150」を10進数に変換します。結果は「104」です。
10進数の「104」を16進数に変換します。結果は「68」です。
3桁にするため、足りない桁を「0」で埋めます。その結果「068」となります。


注意事項

・数値が負の数である場合、桁数の値は無視され、10桁の16進数が返されます。
・数値に8進数以外の値を指定すると、エラー値 #NUM! が返されます。
・計算結果の桁数が指定した桁数の値よりも大きくなる場合、エラー値 #NUM! が返されます。
・桁数に整数以外の値を指定すると、小数点以下は切り捨てられます。
・桁数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
・桁数に負の数を指定すると、エラー値 #NUM! が返されます。


メモ

OCT2HEX は OCTal number to HEXadecimal


関連する関数

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