SWITCH関数 複数の値の中から1つの値を検索し一致した値の結果を返す

関数名 SWITCH
分類 論理
説明 複数の値の中から1つの値を検索し一致した値の結果を返す
バージョン 2016 (関数が導入されたExcelのバージョンです。これより前バージョンのExcelでは利用できません。)
カテゴリ Excel関数一覧

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

SWITCH(検索値1, 値12, 結果13, [値2], [結果2]4, … ,[値126], [結果126], [規定値]5)

1 - 検索値 ----- 検索する値を指定します。
2 - 値1 ----- 検索される値を指定します。
3 - 結果1 ----- 「検索値」が「値1」に一致した場合に返す値を指定します。
4 - [値2], [結果2], … ,[値126], [結果126] ----- (省略可) 2つ目以降の検索される値と、2つめ以降の返す値を指定します。
5 - [規定値] ----- (省略可) 「検索値」がどの「値」にも一致しなかった場合に返す値を指定します。


解説

例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
Excel関数
「=SWITCH(B2,"A","冷蔵","B","冷凍","その他")」を入力します。
Excel関数
指定された複数の値の中から、セルB2の値を検索し、一致した結果を返します。
Excel関数
この例の場合、セルB2の値が「A」であれば「冷蔵」、「B」であれば「冷凍」、「C」であれば「その他」を表示します。

セルC3、C4、C5にも同様の式を入力します。
Excel関数


注意事項

・「値1」から指定した順番に検索され、「検索値」と一致した「値」が見つかると、それより後に指定されている「値」は検索されません。よって、複数の同じ「値」が指定されている場合、2番目以降の「値」と紐づく「結果」は返りません。


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