COVARIANCE.S関数 標本の共分散を返す

関数名 COVARIANCE.S
分類 統計
説明 標本の共分散を返す
バージョン 2010 (関数が導入されたExcelのバージョンです。これより前バージョンのExcelでは利用できません。)
カテゴリ Excel関数一覧

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

COVARIANCE.S(配列11, 配列22)

1 - 配列1 ----- 整数のデータが入力されている一方のセル範囲を指定します。
2 - 配列2 ----- 整数のデータが入力されているもう一方のセル範囲を指定します。


解説

例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
Excel関数
セルに「=COVARIANCE.S(A1:E1,A2:E2)」を入力します。
Excel関数
標本の共分散が求められます。
Excel関数


注意事項

・引数には、数値か、数値を含む名前、配列、または参照を指定します。
・引数として指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。
・数値として「0」を含むセルは計算の対象となります。
・配列1と配列2に入力されているデータ数が異なる場合、エラー値 #N/A が返されます。
・配列1または配列2にデータが入力されていない場合、#DIV/0! が エラー値として返されます。


メモ

COVARIANCE.S は COVARIANCE Sample。


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