NORM.DIST関数 正規分布の累積分布関数の値を返す
関数名 | NORM.DIST |
分類 | 統計 |
説明 | 正規分布の累積分布関数の値を返す |
バージョン | 2010 (関数が導入されたExcelのバージョンです。これより前バージョンのExcelでは利用できません。) |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
NORM.DIST(値1, 平均2, 標準偏差3, 関数形式4)
1 - 値 ----- 標本の値を指定します。
2 - 平均 ----- 分布の算術平均(相加平均)を指定します。
3 - 標準偏差 ----- 分布の標準偏差を指定します。
4 - 関数形式 ----- 計算に使用する関数の形式を論理値で指定します。「TRUE」を指定すると、累積分布関数の値を返します。「FALSE」を指定すると、確率密度関数を返します。
解説
セルA1に「=NORM.DIST(45,40,1.5,TRUE)」を入力します。
正規分布関数の値が求められます。
注意事項
・平均、標準偏差に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
・標準偏≦0である場合、エラー値 #NUM! が返されます。
メモ
NORM.DIST は NORMal DISTribution
関連する関数
NORMDIST、NORM.INV、NORMINV、NORM.S.DIST、NORMSDIST、NORM.S.INV、NORMSINV