LOOKUP関数 1行または1列の範囲を検索する
関数名 | LOOKUP(配列形式) |
分類 | 検索/行列 |
説明 | 1行または1列の範囲を検索する |
バージョン | - |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
LOOKUP関数には「ベクトル形式」と「配列形式」の2種類があり、引数の指定方法が異なっています。
配列形式のLOOKUP関数について解説します。
現在、配列形式のLOOKUP関数は使用が推奨されていません。
代わりに、「VLOOKUP関数」、または、「HLOOKUP関数」を使うことが推奨されています。
ベクトル形式のLOOKUP関数は、こちらをご覧ください。
LOOKUP(検査値1, 配列2)
1 - 検査値 ----- 検索する値を指定します。
2 - 配列 ----- 検索されるセル範囲を1行または1列で指定します。
解説
例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
「=LOOKUP(70,A1:E2)」を入力します。
1行目から値「70」を検索し、見つかった3列目にある行2の値を返します。
配列形式では、範囲指定した配列によって横方向の検索か縦方向の検索かが自動的に決まります。
指定した配列で列数と行数を比較し、列数が多いと横方向に検索し、列数と行数が同数か行数が多いと縦方向に検索します。
この例の場合、行数より列数の方が多いので、横方向に検索します。
注意事項
・配列内の値は昇順で配置されている必要があります。
・検査値が見つからない場合、配列内で検査値以下の最大値が、一致する値として使用されます。
・検査値が配列内に含まれる最小値よりも小さい場合は、エラー値#N/A が返されます。