FIXED関数 数値を指定された桁に四捨五入し桁区切り記号と小数点を付ける
関数名 | FIXED |
分類 | 文字列操作 |
説明 | 数値を指定された桁に四捨五入し桁区切り記号と小数点を付ける |
バージョン | - |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
FIXED(数値1, [桁数]2, [桁区切り]3)
1 - 数値 ----- 四捨五入して文字列に変換する数値を指定します。
2 - [桁数] ----- (省略可) 小数点以下の桁数を指定します。省略すると、「2」を指定したと見なされます。
3 - [桁区切り] ----- (省略可) 返される文字列をカンマ(,)で桁区切りするかどうかを論理値で指定します。「TRUE」を指定すると、桁区切りは行われません。「FALSE」を指定するか省略すると、カンマで桁区切りされた文字列が返されます。
解説
セルA1に「=FIXED(1234.567,1)」を入力します。
小数第1位に四捨五入し、桁区切り記号を付けて表示します。
セルA1に「=FIXED(1234.567,-1,TRUE)」を入力します。
1の位で四捨五入し、桁区切り記号を付けないで表示します。
注意事項
・桁数には127までの整数を指定することができます。
・桁数に負の数を指定すると、数値は小数点の左側の指定した桁で四捨五入されます。