COVAR関数 共分散を返す

関数名 COVAR
分類 互換性
説明 共分散を返す
バージョン -
カテゴリ Excel関数一覧

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

COVAR(配列11, 配列22)

1 - 配列1 ----- 整数のデータが入力されている一方のセル範囲を指定します。
2 - 配列2 ----- 整数のデータが入力されているもう一方のセル範囲を指定します。


解説

例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
Excel関数
セルに「=COVAR(A1:E1,A2:E2)」を入力します。
Excel関数
共分散(2組の対応するデータ間での標準偏差の積の平均値)が求められます。
Excel関数
この関数は、より精度が高い「COVARIANCE.P関数」、「COVARIANCE.S関数」に置き換わっています。
Excelの将来のバージョンでは利用できなくなる可能性があるため、今後は新しい関数を使用してください。


注意事項

・引数には、数値か、数値を含む名前、配列、または参照を指定します。
・引数として指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。
・数値として「0」を含むセルは計算の対象となります。
・配列1と配列2に入力されているデータ数が異なる場合、エラー値 #N/A が返されます。
・配列1または配列2にデータが入力されていない場合、#DIV/0! が エラー値として返されます。


メモ

COVAR は COVARiance。


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