TRIMMEAN関数 中間項の平均を返す
関数名 | TRIMMEAN |
分類 | 統計 |
説明 | 中間項の平均を返す |
バージョン | - |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
TRIMMEAN(配列1, 割合2)
1 - 配列 ----- 平均値を求めたい数値が入力されているセル範囲を指定します。
2 - 割合 ----- 計算から除外するデータの個数を全体の個数に対する割合で指定します。
解説
例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
「=TRIMMEAN(B2:B13,0.2)」を入力します。
指定された範囲の値から上限と下限の一定の割合の値を除外し、残りの値の平均値が求められます
この例の場合、指定された範囲にある値の総数は12ですので、除外される値の数は 12×0.2=2.4 です。小数点以下を切り捨てるので「2」となります。
値の上限から1つ、下限から1つ、合計2つの値が計算の対象から除外され、残りの値で平均値が計算されます。
注意事項
・配列に指定された数値以外のデータは無視されます。
・割合<0、または割合>1の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
・計算から除外されるデータの個数が小数になる場合、小数点以下を切り捨てた個数が除外されます。
メモ
TRIMMEAN は TRIM MEAN