DDB関数 倍額定率法を使用して資産の減価償却費を返す
関数名 | DDB |
分類 | 財務 |
説明 | 倍額定率法を使用して資産の減価償却費を返す |
バージョン | - |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
DDB(取得価額1, 残存価額2, 耐用年数3, 期間4, [率]5)
1 - 取得価額 ----- 資産を購入した時点での価格を指定します。
2 - 残存価額 ----- 耐用年数が終了した時点での資産の価格(資産の救済価額)を指定します。
3 - 耐用年数 ----- 資産を使用できる年数(資産の寿命年数)を指定します。
4 - 期間 ----- 減価償却費を計算する期間を指定します。
5 - [率] ----- (省略可) 減価償却率を指定します。 率を省略すると、2を指定したと見なされ、倍額定率法で計算が行われます。
解説
例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
「=DDB(A2,B2,C2*365,1)」を入力します。
1日目の減価償却費を、倍額定率法で求めます。
「=DDB(A2,B2,C2*365,1,1.5)」を入力します。
1日目の減価償却費を、減価償却率「1.5」で求めます。
メモ
DDB は depreciation, Double-Declining Balance method