CUBEVALUE関数 集計値を返す
関数名 | CUBEVALUE |
分類 | キューブ |
説明 | 集計値を返す |
バージョン | - |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
CUBEVALUE(接続1, [メンバー式1]2, … ,[メンバー式254])
1 - 接続 ----- キューブへの接続名を表す文字列を指定します。
2 - [メンバー式1], … ,[メンバー式254] ----- (省略可) キューブ内のメンバーまたは組を表す多次元式(MDX)の文字列を指定します。
解説
例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
セルA1には「=CUBESET("売上","[2010年].[5月]","5月売上",1,"[単位].[売上高]")」が入力されています。
セルA2に「=CUBEVALUE(A1)」を入力します。
セルA1に指定したセットに含まれるアイテムの合計が表示されます。
注意事項
・接続名がブックに格納されている有効なブック接続でない場合は、エラー値 #NAME? が返されます。
・オンライン分析処理(OLAP)サーバーが実行されていない、利用できない、またはエラー メッセージを返す場合、エラー値 #NAME? が返されます。
・組内の少なくとも1つの要素が無効な場合、エラー値 #VALUE! を返します。
・次の場合、エラー値 #N/A を返します。
・メンバー式の書式に誤りがある。
・メンバー式で指定されたメンバーがキューブに存在しない。
・指定された値に共通部分がなく、組が無効である (同一階層にある複数の要素を使用するときに発生する場合があります)。
・セット内に他のメンバーと異なるディメンションを持つメンバーが少なくとも1つ含まれる。
メモ
CUBEVALUE は CUBE VALUE