CUBERANKEDMEMBER関数 指定した順位のメンバーを返す

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

CUBERANKEDMEMBER(接続¹, セット式², ランク³, [キャプション]⁴)

1 - 接続 ----- キューブへの接続名を表す文字列を指定します。
2 - セット式 ----- セット式を表す文字列を指定します。
3 - ランク ----- 返される1番上の値を指定する整数値を指定します。
4 - [キャプション] ----- (省略可) キューブのキャプションの代わりにセルに表示される文字列を指定します。

解説

セルA1に「=CUBERANKEDMEMBER("売上","[2010年].[5月]",1)」を入力します。

「セット式」に指定したセットの「ランク」に指定した順位のメンバーが表示されます。

注意事項

・接続名がブックに格納されている有効なブック接続でない場合は、エラー値 #NAME? が返されます。
・オンライン分析処理(OLAP)サーバーが実行されていない、利用できない、またはエラー メッセージを返す場合、エラー値 #NAME? が返されます。
・セット式の書式に誤りがあるか、または他のメンバーと異なるディメンションを持つメンバーが少なくとも1つ含まれる場合、エラー値 #N/A が返されます。

メモ

CUBERANKEDMEMBER は CUBE RANKED MEMBER

関連する関数

CUBESET

この解説を見た人が最近見た解説はこちら

・ CUBEMEMBERPROPERTY関数 「メンバープロパティの値を返す」
・ CORREL関数 「2つの配列データの相関係数を返す」
・ CUBESET関数 「メンバーまたは組のセットを返す」
・ NOMINAL関数 「名目年利率を返す」
・ IMSUB関数 「指定した複素数の差を返す」