VALUE関数 文字列を数値に変換する
関数名 | VALUE |
分類 | 文字列操作 |
説明 | 文字列を数値に変換する |
バージョン | - |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
VALUE(文字列1)
1 - 文字列 ----- 数値に変換する文字列を指定します。
解説
例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
「=VALUE(B1)」を入力します。
文字列が数値に変換されます。
通貨や分数、指数なども数値に変換することができます。
日付や時刻はシリアル値に変換されます。
Excelでは、日付や時刻を「1900/1/1 0:00:00」から始まる「シリアル値」で表現しています。(「1900/1/1 0:00:00」が「1.0」)
例えば、日付の「2015/1/1」は、シリアル値で「42005」と表されます。
時刻はシリアル値の小数部で表し、例えば、時刻の「6:00」は、シリアル値で「0.25」と表されます。(1秒は「86400分の1」)
日付や時刻をシリアル値で表現することによって、Excelでは、日付の演算を簡単にしています。
注意事項
・文字列以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。