TYPE関数 値のデータ型を返す
関数名 | TYPE |
分類 | 情報 |
説明 | 値のデータ型を返す |
バージョン | - |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
TYPE(テスト値1)
1 - テスト値 ----- データ型を調べる値やセル参照、配列を指定します。
TYPE関数は「テスト値」のデータ型が何か、次の戻り値を結果として返します。
- データ型戻り値
- 数値1
- 文字列2
- 論理値(TRUE または FALSE)4
- エラー値16
- 配列64
解説
例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
「=TYPE(A2)」を入力します。
指定された値のデータ型が表示されます。
この例の場合「1」は、セルA2の値が「数値」であることを示しています。
同様の数式をセルB3、セルB4、セルB5、セルB7にも入力します。
例えばIF関数と組み合わせて「=IF(TYPE(A2)=1,A2+100,"数値ではありません")」の様に使うことができます。
セルA2のデータ型が数値の場合は、セルA2の値に「100」を加算して表示します。
数値ではない場合は、「数値ではありません」を表示します。
注意事項
・セルに数式が入力されているかどうかを確認することはできません。調べることができるのは、結果値、または表示される値のデータ型です。
・値が数式を含む他のセルを参照する場合、その数式の結果値のデータ型が返されます。