LOGNORM.DIST関数 対数正規分布の累積分布関数の値を返す
関数名 | LOGNORM.DIST |
分類 | 統計 |
説明 | 対数正規分布の累積分布関数の値を返す |
バージョン | 2010 (関数が導入されたExcelのバージョンです。これより前バージョンのExcelでは利用できません。) |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
LOGNORM.DIST(x1, 平均2, 標準偏差3, 関数形式4)
1 - x ----- 対数正規分布関数に代入する値を指定します。
2 - 平均 ----- ln(x)の平均値を指定します。
3 - 標準偏差 ----- ln(x)の標準偏差を指定します。
4 - 関数形式 ----- 計算に使用する関数の形式を論理値で指定します。「TRUE」を指定すると累積分布関数の値が計算され、「FALSE」を指定すると確率密度関数の値が計算されます。
解説
セルA1に「=LOGNORM.DIST(4,3.5,1.2,TRUE)」を入力します。
対数正規分布の累積分布関数の値が求められます。
セルA2に「=LOGNORM.DIST(4,3.5,1.2,FALSE)」を入力します。
対数正規分布の確率関数の値が求められます。
注意事項
・引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
・x≦0 または 標準偏差≦0 の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
メモ
LOGNORM.DIST は LOGNORMal DISTribution