ROW関数 行番号を返す
関数名 | ROW |
分類 | 検索/行列 |
説明 | 行番号を返す |
バージョン | - |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
ROW([参照]1)
1 - [参照] ----- (省略可) 行番号を調べるセルまたはセル範囲を指定します。省略すると、ROW関数が入力されているセルの行番号が返されます。
解説
セルA1に「=ROW()」を入力します。
数式が入力されている行の行番号が表示されます。
セルA2に「=ROW(C3)」を入力します。
セルC3の行番号が表示されます。
注意事項
・「参照」に複数の選択範囲を指定することはできません。
参考学習
例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
セルA2、セルA3、セルA4には数式「=ROW()-1」が入力されています。
4行目を切り取って、2行目の下に挿入します。
行は入れ替わりましたが、番号の値は数式「=ROW()-1」によって求められているため、変化がありません。
この様に、ROW関数を使用して番号を表示すると、番号の値が行の挿入や削除、並べ替えに影響されず、一定の値が表示され、便利です。