F.DIST関数 F分布の確率関数の値を返す
関数名 | F.DIST |
分類 | 統計 |
説明 | F分布の確率関数の値を返す |
バージョン | 2010 (関数が導入されたExcelのバージョンです。これより前バージョンのExcelでは利用できません。) |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
F.DIST(X1, 自由度12, 自由度23, 関数形式4)
1 - X ----- 関数に代入する値を指定します。
2 - 自由度1 ----- 自由度の分子を指定します。
3 - 自由度2 ----- 自由度の分母を指定します。
4 - 関数形式 ----- 計算に使用する関数の形式を論理値で指定します。「TRUE」の場合は、累積分布関数の値を返します。「FALSE」の場合は、確率密度関数の値を返します。
解説
セルA1に「=F.DIST(15.2069,6,4,TRUE)」を入力します。
累積分布関数を使ったFの確率が求められます。
注意事項
・引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
・xに負の数を指定すると、エラー値 #NUM! が返されます。
・自由度1または自由度2に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
・自由度1<1の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
・自由度2<1の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
メモ
F.DIST は F DISTribution