F.TEST関数 F検定の結果を返す

関数名 F.TEST
分類 統計
説明 F検定の結果を返す
バージョン 2010 (関数が導入されたExcelのバージョンです。これより前バージョンのExcelでは利用できません。)
カテゴリ Excel関数一覧

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

F.TEST(配列11, 配列22)

1 - 配列1 ----- 比較対象となる一方のデータを含む配列またはセル範囲を指定します。
2 - 配列2 ----- 比較対象となるもう一方のデータを含む配列またはセル範囲を指定します。


解説

例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
Excel関数
「=F.TEST(A1:E1,A2:E2)」を入力します。
Excel関数
指定されたセル範囲のF検定の結果、つまり、セル範囲A1:E1とセル範囲A2:E2とのデータのばらつきに有意な差が認められない両側確率が表示されます。
Excel関数


注意事項

・引数として指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。ただし、数値として「0」を含むセルは計算の対象となります。
・配列1または配列2のデータ数が2未満である場合、または配列1か配列2の分散が0である場合、エラー値 #DIV/0! が返されます。


関連する関数

FTESTF.DISTF.INV