CUBEKPIMEMBER関数 主要業績評価指標(KPI)のプロパティを返す

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

CUBEKPIMEMBER(接続¹, KPI名², KPIのプロパティ³, [キャプション]⁴)

1 - 接続 ----- キューブへの接続名を表す文字列を指定します。
2 - KPI名 ----- キューブ内のKPIの名前を指定します。
3 - KPIのプロパティ ----- 返されるKPIコンポーネントを指定します。
指定できる値は次の通りです。

• 整数値列挙定数説明
• 1KPIValue実際の値です
• 2KPIGoal目標となる値です
• 3KPIStatusある時点でのKPIの状態を表します
• 4KPITrend一定期間の値のメジャーを表します
• 5KPIWeightKPIに割り当てられる相対的重要度を表します
• 6KPICurrentTimeMemberKPIの一時的な内容を表します

4 - [キャプション] ----- (省略可) KPI名およびKPIのプロパティの代わりにセルに表示される代替テキストを指定します。

解説

セルA1に「=CUBEKPIMEMBER("売上","MySalesKPI", 2,"売上目標")」を入力します。

「KPIのプロパティ」に指定した値が返され、「キャプション」に指定した文字列が表示されます。

注意事項

・接続名がブックに格納されている有効なブック接続でない場合は、エラー値 #NAME? が返されます。
・オンライン分析処理(OLAP)サーバーが実行されていない、利用できない、またはエラー メッセージを返す場合、エラー値 #NAME? が返されます。
・KPI名またはKPIのプロパティが無効な場合、エラー値 #N/A が返されます。

メモ

CUBEKPIMEMBER は CUBE KPI(Key Performance Indicator) MEMBER

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