BITOR関数 2つの数値のビット単位のOR(論理和)を返す
関数名 | BITOR |
分類 | エンジニアリング |
説明 | 2つの数値のビット単位のOR(論理和)を返す |
バージョン | 2013 (関数が導入されたExcelのバージョンです。これより前バージョンのExcelでは利用できません。) |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
BITOR(数値11, 数値22)
1 - 数値1 ----- 0以上の数値を指定します。
2 - 数値2 ----- 0以上の数値を指定します。
解説
セルA1に「=BITOR(23,12)」を入力します。
「23」の2進表現と、「12」の2進表現を比較し、ビット単位の'OR(論理和)'が求められます。
この例の場合、「23」を2進数で表現した「10111」と、「12」を2進数で表現した「1100」を比較します。
10111
OR
01100
右から数えてどちらかの1桁目、2桁目、3桁目、4桁目、5桁目に「1」があります。
「11111」を10進数に変換し「31」が求められます。
注意事項
・いずれかの引数に 0未満の値を指定すると、エラー値 #NUM! が返されます。
・いずれかの引数に整数以外の値または、281474976710655(2 ^ 48 - 1)より大きい値を指定すると、エラー値 #NUM! が返されます。
・いずれかの引数が数値以外の値の場合、エラー値 #VALUE! が返されます。