ARABIC関数 ローマ数字をアラビア数字に変換する
関数名 | ARABIC |
分類 | 数学/三角 |
説明 | ローマ数字をアラビア数字に変換する |
バージョン | 2013 (関数が導入されたExcelのバージョンです。これより前バージョンのExcelでは利用できません。) |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
ARABIC(文字列1)
1 - 文字列 ----- 半角の二重引用符(")で囲んだ文字列、空の文字列「""」、または文字列を含むセルへの参照を指定します。
解説
例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
セルB1に「=ARABIC("LVII")」を入力します。
ローマ数字 LVII に基づくアラビア数字が求められます。
セルB2に「=ARABIC(A1)」を入力します。
セルA1の値のローマ数字に基づくアラビア数字が求められます。
注意事項
・文字列に無効な値が指定されるている場合、エラー値 #VALUE! が返されます。
・エラー値 #VALUE! を返す値は、数値、日付、無効なローマ数字の文字列などです。
・入力値として空の文字列("")が使用されている場合は、0が返されます。
・引数の最大長は、255文字です。 つまり、返される最大数値は255,000となります。
・文字列の大文字と小文字は区別されません。例えば、"mxmvii"と"MXMVII"は同じ結果(1997)となります。
・負のローマ数字がサポートされています。"-MMXI"などのように、ローマ数字の前に負符号(-)を挿入します。
・先頭と末尾のスペースは無視されます。