PROB関数 上限と下限との間に収まる確率を返す
関数名 | PROB |
分類 | 統計 |
説明 | 上限と下限との間に収まる確率を返す |
バージョン | - |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
PROB(範囲1, 確率範囲2, [下限]3, [上限]4)
1 - 範囲 ----- 確率分布のxに相当する値をセル範囲または配列で指定します。
2 - 確率範囲 ----- 範囲に含まれるそれぞれの値に対応する確率を指定します。
3 - [下限] ----- (省略可) 確率を求めたい値の下限を指定します。
4 - [上限] ----- (省略可) 確率を求めたい値の上限を指定します。省略すると範囲に含まれる値が下限の値に等しくなる確率が計算されます。
解説
例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
「=PROB(A2:A6,B2:B6,50,60)」を入力します。
得点が50から60の間に収まる確率が求められます。
この例では、セルにはあらかじめ、「パーセンテージ」の書式設定がされております。
注意事項
・確率範囲≦0または確率範囲>1であるとき、エラー値 #NUM! が返されます。
・確率範囲に含まれる値の合計が1にならないとき、エラー値 #NUM! が返されます。
・範囲と確率範囲のデータの個数が異なると、エラー値 #N/A が返されます。
メモ
PROB は PROBability