MROUND関数 指定された数値の倍数になるように丸める
関数名 | MROUND |
分類 | 数学/三角 |
説明 | 指定された数値の倍数になるように丸める |
バージョン | - |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
MROUND(数値1, 倍数2)
1 - 数値 ----- 丸めの対象となる数値を指定します。
2 - 倍数 ----- 丸めの基準となる数値を指定します。
解説
セルA1に「=MROUND(10,3)」を入力します。
10を最も近い3の倍数になるように丸めます。
MROUND関数は、数値を倍数で割ったときの余りが倍数の半分未満なら「FLOOR.PRECISE関数」と同じ結果になります。(0に近い方の値に丸められる)
半分以上なら「CEILING.PRECISE関数」と同じ結果になります。(0から遠い方の値に丸められる)
注意事項
・数値と倍数の引数には、同じ符号が必要です。一致しない場合は、#NUM エラーが返されます。
メモ
MROUND は ROUNDed to the desired Multiple