CUBEMEMBER関数 メンバーまたは組を返す
関数名 | CUBEMEMBER |
分類 | キューブ |
説明 | メンバーまたは組を返す |
バージョン | - |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
CUBEMEMBER(接続1, メンバー式2, [キャプション]3)
1 - 接続 ----- キューブへの接続名を表す文字列を指定します。
2 - メンバー式 ----- キューブの一意のメンバーを表す多次元式(MDX)を指定します。
3 - [キャプション] ----- (省略可) キューブのキャプションの代わりにセルに表示される文字列を指定します。
解説
セルA1に「=CUBEMEMBER("売上","[時間].[会計].[2010]","2010年の売上")」を入力します。
「メンバー式」に指定したメンバーが返され、「キャプション」に指定した文字列が表示されます。
注意事項
・接続名がブックに格納されている有効なブック接続でない場合は、エラー値 #NAME? が返されます。
・オンライン分析処理(OLAP)サーバーが実行されていない、利用できない、またはエラー メッセージを返す場合、エラー値 #NAME? が返されます。
・組内の少なくとも1つの要素が無効な場合、エラー値 #VALUE! が返されます。
・メンバー式が関数に渡すことができる引数の最大長である255文字を超える場合は、エラー値 #VALUE! が返されます。255文字を超える文字列を使用するには、文字列をセルに入力し、セル参照を引数として使用します。
・次の場合にエラー値 #N/A が返されます。
・メンバー式の書式に誤りがある。
・MDX文字列で指定されたメンバーがキューブに存在しない。
・指定された値に共通部分がなく、組が無効である (同一階層にある複数の要素を使用するときに発生する場合があります)。
・セット内に他のメンバーと異なるディメンションを持つメンバーが少なくとも1つ含まれる。
メモ
CUBEMEMBER は CUBE MEMBER