MIRR関数 定期的なキャッシュ フローに対する修正内部収益率を返す

関数名 MIRR
分類 財務
説明 定期的なキャッシュ フローに対する修正内部収益率を返す
バージョン -
カテゴリ Excel関数一覧

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

MIRR(範囲1, 安全利率2, 危険利率3)

1 - 範囲 ----- 数値を含む配列またはセル参照を指定します。
2 - 安全利率 ----- 支払額に対する利率を指定します。
3 - 危険利率 ----- 収益額に対する利率を指定します。


解説

例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
Excel関数
「=MIRR(A2:F2,A4,B4)」を入力します。
Excel関数
5年後の修正内部利益率が求められます。
Excel関数
この例では、セルにはあらかじめ、「パーセンテージ」の書式設定がされております。


注意事項

・正の値と負の値が「範囲」に少なくとも1つずつ含まれている必要があります。含まれていない場合は、エラー値 #DIV/0! が返されます。
・「範囲」に指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。ただし、数値として「0」を含むセルは計算の対象となります。
・範囲の順序がキャッシュ フローの順序であると見なされます。 支払額と収益額を入力する際は、その順序と符号 (収益額は正の値、支払額は負の値) に注意してください。


メモ

MIRR は Modified Internal Rate of Return


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