IFNA関数 数式の結果が#N/Aエラー値の場合は指定した値を返し、それ以外の場合は数式の結果を返す

関数名 IFNA
分類 論理
説明 数式の結果が#N/Aエラー値の場合は指定した値を返し、それ以外の場合は数式の結果を返す
バージョン 2013 (関数が導入されたExcelのバージョンです。これより前バージョンのExcelでは利用できません。)
カテゴリ Excel関数一覧

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

IFNA(値1, エラーの場合2)

1 - 値 ----- #N/Aエラーかどうかを調べる数式などを指定します。
2 - エラーの場合 ----- 数式がエラーと評価された場合に返す値を指定します。


解説

例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
Excel関数
「=IFNA(VLOOKUP("さくらんぼ",A1:C4,3),"値がありません")」を入力します。
Excel関数
この例の場合、式「VLOOKUP("さくらんぼ",A1:C4,3)」の結果が#N/Aエラー値であるかどうかを判定しています。
#N/Aエラー値の場合は、引数「エラーの場合の値」に指定された値を返します。
Excel関数
式「VLOOKUP("さくらんぼ",A1:C4,3)」は#N/Aエラーを返すため、「値がありません」が表示されます。


注意事項

・値またはエラーの場合の値が空のセルの場合には、空の文字列値("")として扱われます。
・値が配列数式の場合は、値で指定した範囲の各セルの結果の配列が返されます。


メモ

IFNA は IF Not Available


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