IFERROR関数 数式の結果がエラーの場合は指定した値を返し、それ以外の場合は数式の結果を返す
関数名 | IFERROR |
分類 | 論理 |
説明 | 数式の結果がエラーの場合は指定した値を返し、それ以外の場合は数式の結果を返す |
バージョン | - |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
IFERROR(値1, エラーの場合2)
1 - 値 ----- エラーかどうかを調べる数式などを指定します。
2 - エラーの場合 ----- 数式がエラーと評価された場合に返す値を指定します。
解説
セルA1に「=IFERROR(10/0,"0で除算しています")」を入力します。
この例のIFERROR関数は、式「10/0」にエラーがあるかどうかを判定しています。
エラーがあるため、「0で除算しています」が表示されます。
セルA2に「=IFERROR(10/2,"0で除算しています")」を入力します。
この例の場合、式「10/2」にエラーがあるかどうかを判定しています。
エラーがないため、計算結果の「5」が表示されます。
注意事項
・値またはエラーの場合の値が空のセルの場合には、空の文字列値("")として扱われます。
・値が配列数式の場合は、値で指定した範囲の各セルの結果の配列が返されます。