GAMMA.DIST関数 ガンマ分布関数の値を返す
関数名 | GAMMA.DIST |
分類 | 統計 |
説明 | ガンマ分布関数の値を返す |
バージョン | 2010 (関数が導入されたExcelのバージョンです。これより前バージョンのExcelでは利用できません。) |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
GAMMA.DIST(x1, α2, β3, 関数形式4)
1 - x ----- 分布の評価に使用する値を指定します。
2 - α ----- 分布に対するパラメーターを指定します。
3 - β ----- 分布に対するパラメーターを指定します。 β=1の場合、標準ガンマ分布の値が返されます。
4 - 関数形式 ----- 計算に使用する関数の形式を論理値で指定します。 関数形式が「TRUE」の場合は、累積分布関数の値を返します。「FALSE」の場合は、確率密度関数の値を返します。
解説
セルA1に「=GAMMA.DIST(10.00001131,9,2,FALSE)」を入力します。
ガンマ分布の確率密度関数の値が求められます。
セルA2に「=GAMMA.DIST(10.00001131,9,2,TRUE)」を入力します。
ガンマ分布の累積分布関数の値が求められます。
注意事項
・x、α、βに数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
・x<0の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
・α≦0、またはβ≦0の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
・正の整数nに対して、α=n/2、β=2、関数形式が「TRUE」の場合は、自由度nにおける(1-CHISQ.DIST.RT(x))と同じ値になります。
・αが正の整数の場合は、アーラン分布とも呼ばれます。
メモ
GAMMA.DIST は GAMMA DISTribution