XIRR関数 定期的ではないキャッシュフローに対する内部利益率を返す
関数名 | XIRR |
分類 | 財務 |
説明 | 定期的ではないキャッシュフローに対する内部利益率を返す |
バージョン | - |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
XIRR(値1, 日付2, [推定値]3)
1 - 値 ----- 数値を含む配列またはセル参照を指定します。
2 - 日付 ----- 日付を含む配列またはセル参照を指定します。
3 - [推定値] ----- (省略可) 計算結果に近いと思われる数値を指定します。省略すると、0.1(10%)が指定されたと見なされます。
解説
例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
「=XIRR(A2:A6,B2:B6,0.1)」を入力します。
初期投資後、不定期に収益があった場合の内部利益率が求められます。
この例では、セルにはあらかじめ、「パーセンテージ」の書式設定がされております。
注意事項
・日付に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
・内部利益率を計算するには、正の値と負の値が範囲に少なくとも 1つずつ含まれている必要があります。
・日付に無効な数値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
・日付に投資の開始日より前の日付を指定すると、エラー値 #NUM! が返されます。
・値と日付に指定された個数が異なる場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
メモ
XIRR は Xtra Internal Rate of Rreturn