POISSON関数 ポアソン確率の値を返す

関数名 POISSON
分類 互換性
説明 ポアソン確率の値を返す
バージョン -
カテゴリ Excel関数一覧

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

POISSON(イベントの数1, イベントの平均2, 関数形式3)

1 - イベントの数 ----- 事象の数を指定します。
2 - イベントの平均 ----- 一定の時間内に起きる事象の平均値を指定します。
3 - 関数形式 ----- 計算結果として返される確率関数値の形式を、論理値で指定します。
指定できる値は次の通りです。

  • 関数形式返される確率関数値の形式
  • TRUEランダムに発生するイベントの数が0以上x以下である累積ポアソン確率を返します
  • FALSE発生するイベントの数が確実にxとなる、ポワソン確率質量関数を返します

解説

例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
Excel関数
「=POISSON(A2,A4,TRUE)」を入力します。
Excel関数
累積ポアソン確率が求められます。
Excel関数
「=POISSON(A2,A4,FALSE)」を入力します。
Excel関数
ポアソン確率が求められます。
Excel関数
この例では、セルにはあらかじめ、「パーセンテージ」の書式設定がされております。

この関数は、より精度が高い「POISSON.DIST関数」に置き換わっています。
Excelの将来のバージョンでは利用できなくなる可能性があるため、今後は新しい関数を使用してください。


注意事項

・イベントの数に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
・イベントの数、またはイベントの平均に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
・イベントの数<0の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
・イベントの平均<0の場合、エラー値 #NUM! が返されます。

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メモ

POISSON は POISSON distribution


関連する関数

POISSON.DIST