RANK.AVG関数 指定した数値の順位を返す(同じ値の場合は平均値の順位を返す)

関数名 RANK.AVG
分類 統計
説明 指定した数値の順位を返す(同じ値の場合は平均値の順位を返す)
バージョン 2010 (関数が導入されたExcelのバージョンです。これより前バージョンのExcelでは利用できません。)
カテゴリ Excel関数一覧

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

RANK.AVG(数値1, 範囲2, [順序]3)

1 - 数値 ----- 順位を調べる数値を指定します。
2 - 範囲 ----- 全体の数値が入力されているセル範囲を指定します。
3 - [順序] ----- (省略可) 数値を並べる方法を指定します。
指定できる値は次の通りです。

  • 順序並べる方法
  • 0 または 省略降順
  • 0以外昇順

解説

例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
Excel関数
「=RANK.AVG(B2,B2:B8,1)」を入力します。
Excel関数
セル範囲B2:B8に含まれる値の中で、セルB2の値の順位が求められます。
Excel関数
セルC3~C8にも同様に式を入力します。
Excel関数
セルB3の値と、セルB6の値の様に、同じ値の場合は、順位の平均値になります。


注意事項

・重複した数値は順位の平均値が返されます。


メモ

RANK.AVG は RANK AVeraGe


関連する関数

RANKRANK.EQ