IMPOWER関数 指定した複素数のべき関数を返す

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

IMPOWER(複素数¹, 数値²)

1 - 複素数 ----- べき乗を求める複素数を指定します。
2 - 数値 ----- 複素数を底とするべき乗の指数です。

解説

セルA1に「=IMPOWER("2+3i",3)」を入力します。

複素数2+3iの3乗が求められます。

注意事項

・COMPLEX関数を使用すると、実数係数と虚数係数を指定して、複素数に変換することができます。
・複素数が文字列"x+yi"または"x+yj"の形式ではない値の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
・複素数に論理値を指定した場合は、エラー値 #VALUE! が返されます。
・数値に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
・数値には、整数、分数、または負の数を指定することができます。

メモ

IMPOWER は IMaginary POWER

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