ADDRESS関数 ワークシート上のセル参照を文字列として返す

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

ADDRESS(行番号¹, 列番号², [参照の型]³, [A1]⁴, [シート名]⁵)

1 - 行番号 ----- セル参照に使用する行番号。
2 - 列番号 ----- セル参照に使用する列番号。
3 - [参照の型] ----- (省略可) 参照の種類を数値で指定します。
指定できる値は次の通りです。

• 参照の型結果として返される参照形式
• 1 または省略絶対参照
• 2行は絶対参照、列は相対参照
• 3行は相対参照、列は絶対参照
• 4相対参照

4 - [A1] ----- (省略可) 参照形式を指定します。
指定できる値は次の通りです。

• A1値
• TRUE または 省略A1形式の参照が返されます。
• FALSER1C1形式の参照が返されます。

5 - [シート名] ----- (省略可) 外部参照として使用するワークシートの名前を文字列として指定します。省略すると、現在のシートを参照します。結果にはブック名やシート名が含まれなくなります。

解説

セルに「=ADDRESS(1,2)」を入力します。

行、列、共に絶対参照、セルのアドレスがA1形式で求められます。

セルに「=ADDRESS(1,2,2,FALSE)」を入力します。

行は絶対参照、列は相対参照、セルのアドレスがR1C1形式で求められます。

セルに「=ADDRESS(1,2,3,FALSE,"Sheet2")」を入力します。

行は相対参照、列は絶対参照、ワークシート「Sheet2」のセルのアドレスがR1C1形式で求められます。

セルに「=ADDRESS(1,2,4,FALSE,"[Book2]Sheet1")」を入力します。

行、列、共に相対参照、ワークブック「Book2」のワークシート「Sheet1」のセルのアドレスがR1C1形式で求められます。

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