Ctrl + Alt + Shift + F9 参照先の数式を含め開いているブックのすべてのワークシートのすべてのセルを再計算する

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

解説

リボンの[数式]タブ → [計算方法の設定]をクリックします。
表示された一覧にある「手動」をクリックし、チェック状態にします。

例えば、セルA1からセルD6に図の様な値が入力されているとします。
D列には「単価」×「仕入」を計算する式が入力されています。

例えば、セルB3の値を図の様な値に変更します。

[計算方法の設定]を「手動」にしていると、入力後Enterを押しても、「合計」欄が再計算されません。

Ctrl + Alt + Shift + F9を押します。

D列に入力されている計算式が再計算されました。

[計算方法の設定]が「自動」の場合、データを1つ入力する度に自動で再計算を行います。
ワークシート内に入力されている計算式が多い場合などでは、再計算に時間が掛かり非効率的になることがあります。
このような時、[計算方法の設定]を「手動」にし、Ctrl + Alt + Shift + F9を押して手動で再計算を行うようにすると便利です。

Ctrl + Alt + Shift + F9では、参照先の数式を含め開かれているブックのすべてのワークシートのすべてのセルを再計算します。
前回の再計算以降に値が変更されたかどうかを問わず、すべてのセルを再計算します。
そのため、ワークシート内に入力されている計算式が多い場合などでは、再計算に時間が掛かる場合があります。
開かれているブックのすべてのワークシートの変更された値のみを再計算したい場合には、F9を使用しましょう。

動画で解説

関連するショートカットキー

F9、Ctrl + Alt + F9、Shift + F9

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