REGISTER.ID関数 DLL(ダイナミックリンクライブラリ)またはコードリソースのレジスタIDを返す
関数名 | REGISTER.ID |
分類 | アドイン/オートメーション |
説明 | DLL(ダイナミックリンクライブラリ)またはコードリソースのレジスタIDを返す |
バージョン | - |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
REGISTER.ID(モジュール名1,プロシージャ名2,[データ型]3)
1 - モジュール名 ----- 目的のプロシージャを含むDLLの名前を、半角の二重引用符(")で囲んだ文字列として指定します。
2 - プロシージャ名 ----- DLL内の関数の名前を半角の二重引用符(")で囲んだ文字列として指定します。
3 - [データ型] ----- (省略可) 戻り値のデータ型、およびDLLやコードリソースに引き渡す、すべての引数のデータ型を半角の二重引用符(")で囲んだ文字列として指定します。
解説
この関数は詳しい知識のあるユーザー向けです。
REGISTER.ID関数を不用意に使用すると、コンピューターの再起動を伴うエラーが発生することがあります。
Ctrl + F11を押して、新規Excel4.0マクロシートを挿入します。
セルA1に「=ALERT(REGISTER.ID("Kernel32","GetTickCount","J!"))」を入力します。
セルA2に「=RETURN()」を入力します。
セルA1をアクティブセルにし、Alt + F8を押します。
表示された「マクロ」ダイアログボックスの「実行」ボタンをクリックします。
32ビットMicrosoft WindowsのGetTickCount関数(プロシージャ)をレジスタにセット(登録)し、そのレジスタIDを返します。