POISSON.DIST関数 ポアソン確率の値を返す
関数名 | POISSON.DIST |
分類 | 統計 |
説明 | ポアソン確率の値を返す |
バージョン | 2010 (関数が導入されたExcelのバージョンです。これより前バージョンのExcelでは利用できません。) |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
POISSON.DIST(イベントの数1, イベントの平均2, 関数形式3)
1 - イベントの数 ----- 事象の数を指定します。
2 - イベントの平均 ----- 一定の時間内に起きる事象の平均値を指定します。
3 - 関数形式 ----- 計算結果として返される確率関数値の形式を、論理値で指定します。
指定できる値は次の通りです。
- 関数形式返される確率関数値の形式
- TRUEランダムに発生するイベントの数が0以上x以下である累積ポアソン確率を返します
- FALSE発生するイベントの数が確実にxとなる、ポワソン確率質量関数を返します
解説
例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
「=POISSON.DIST(A2,A4,TRUE)」を入力します。
累積ポアソン確率が求められます。
「=POISSON.DIST(A2,A4,FALSE)」を入力します。
ポアソン確率が求められます。
この例では、セルにはあらかじめ、「パーセンテージ」の書式設定がされております。
注意事項
・イベントの数に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
・イベントの数、またはイベントの平均に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
・イベントの数<0の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
・イベントの平均<0の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
メモ
POISSON.DIST は POISSON DISTribution