GROWTH関数 指数曲線から予測される値を返す

関数名 GROWTH
分類 統計
説明 指数曲線から予測される値を返す
バージョン -
カテゴリ Excel関数一覧

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

GROWTH(既知のy1, [既知のx]2, [新しいx]3, [定数]4)

1 - 既知のy ----- 既知のyの値をセル範囲または配列で指定します。
2 - [既知のx] ----- (省略可) 既知のxの値をセル範囲または配列で指定します。
3 - [新しいx] ----- (省略可) yの値を予測するのに使う新しいxの値を指定します。
4 - [定数] ----- (省略可) 定数bを1にするかどうかを論理値で指定します。「TRUE」を指定するか省略すると、bの値も計算されます。「FALSE」を指定すると、bの値が1に設定されます。


解説

例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
Excel関数
「=GROWTH(C2:C10,B2:B10,B11)」を入力します。
Excel関数
指数曲線から予測される値が求められます。
Excel関数


注意事項

・計算結果が配列となる数式は、適切なセル範囲を選択した後、その中に配列数式として入力する必要があります。
・「既知のy」の配列が1つの列に入力されている場合、「既知のx」の各列はそれぞれ異なる変数であると見なされます。
・「既知のy」の配列が1つの行に入力されている場合、「既知のx」の各行はそれぞれ異なる変数であると見なされます。
・「既知のy」のいずれかの値が0または負の数である場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
・「既知のx」の配列には、1つまたは複数の変数の系列を指定することができます。変数の系列が1つである場合、「既知のy」と「既知のx」は、それぞれの次元が同じであれば、どのような形の範囲であってもかまいません。変数の系列が複数である場合、「既知のy」はベクトル(高さが1行、または幅が1列のセル範囲)でなければなりません。
・「既知のx」を省略すると、「既知のy」と同じサイズの{1,2,3...}という配列を指定したと見なされます。
・「新しいx」には、「既知のx」と同様にそれぞれ独立した変数が入力されている1つの列(または1つの行)を指定する必要があります。したがって、「既知のy」が1つの列に入力されている場合は、「既知のx」と「新しいx」の列数が同じでなければなりません。 また、「既知のy」が1つの行に入力されている場合は、「既知のx」と「新しいx」の行数が同じでなければなりません。
・「新しいx」を省略すると、「既知のx」と同じ値であると見なされます。
・「既知のx」と「新しいx」の両方を省略すると、「既知のy」と同じサイズの{1,2,3,...}という配列を指定したと見なされます。


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