EOMONTH関数 指定した月数だけ前または後の月末の日付を返す
関数名 | EOMONTH |
分類 | 日付/時刻 |
説明 | 指定した月数だけ前または後の月末の日付を返す |
バージョン | - |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
EOMONTH(開始日1, 月2)
1 - 開始日 ----- 起算日を表す日付を指定します。
2 - 月 ----- 開始日から起算した月数を指定します。
解説
例えば、セルに図の様な値が入力されているとします。
「=EOMONTH(A1,1)」を入力します。
セルA1に入力されている値の1ヵ月後の月末の日付がシリアル値で表示されます。
Excelでは、日付や時刻を「1900/1/1 0:00:00」から始まる「シリアル値」で表現しています。(「1900/1/1 0:00:00」が「1.0」)
例えば、日付の「2015/1/1」は、シリアル値で「42005」と表されます。
時刻はシリアル値の小数部で表し、例えば、時刻の「6:00」は、シリアル値で「0.25」と表されます。(1秒は「86400分の1」)
日付や時刻をシリアル値で表現することによって、Excelでは、日付の演算を簡単にしています。
セルA3をアクティブセルにします。
[Ctrl] + [Shift] + [3]を押し、セルの書式設定に日付を設定します。
シリアル値「43890」は「2020/2/29」であることが分かります。
注意事項
・開始日に無効な日付を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
・開始日と月との和が無効な日付である場合、エラー値 #NUM! が返されます。
メモ
EOMONTH は End Of MONTH