CONFIDENCE関数 母集団に対する信頼区間を返す

ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。

書式

CONFIDENCE(α¹, 標準偏差², 標本数³)

1 - α ----- 信頼度を計算するために使用する有意水準を指定します。
2 - 標準偏差 ----- データ範囲の母標準偏差を指定します。
3 - 標本数 ----- 標本数を指定します。

解説

セルA1に「=CONFIDENCE(0.05,2.5,50)」を入力します。

母集団の平均の信頼区間が求められます。

この関数は、より精度が高い「CONFIDENCE.NORM関数」、「CONFIDENCE.T関数」に置き換わっています。
Excelの将来のバージョンでは利用できなくなる可能性があるため、今後は新しい関数を使用してください。

注意事項

・引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
・α≦0 または α≧1 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
・標準偏差≦0 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
・標本数が整数でない場合は、小数部が切り捨てられます。
・標本数<1 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。

関連する関数

CONFIDENCE.NORM、CONFIDENCE.T

この解説を見た人が最近見た解説はこちら

・ CONFIDENCE.T関数 「スチューデントのt分布を使用して、母集団に対する信頼区間を返す」
・ BESSELK関数 「修正ベッセル関数Kn(x)を返す」
・ GAMMALN.PRECISE関数 「ガンマ関数の自然対数を返す」
・ FTEST関数 「F検定の結果を返す」
・ CONFIDENCE.NORM関数 「母集団に対する信頼区間を返す」