CHISQ.DIST関数 累積β確率密度関数の値を返す
関数名 | CHISQ.DIST |
分類 | 統計 |
説明 | 累積β確率密度関数の値を返す |
バージョン | 2010 (関数が導入されたExcelのバージョンです。これより前バージョンのExcelでは利用できません。) |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
CHISQ.DIST(x1,自由度2,関数形式3)
1 - x ----- 分布の評価に使用する値を指定します。
2 - 自由度 ----- 自由度を表す数値を指定します。
3 - 関数形式 ----- 計算に使用する関数の形式を論理値で指定します。
指定できる値は次の通りです。
- 関数形式戻り値
- TRUE累積分布関数の値を返す。
- FALSE確率密度関数の値を返す。
解説
セルA1に「=CHISQ.DIST(0.5,1,TRUE)」を入力します。
自由度1を使った累積分布関数として、0.5に対するカイ2乗(x2)分布の値が返されます。
セルA2に「=CHISQ.DIST(2,3,FALSE)」を入力します。
自由度3を使った確率密度関数として、2に対するカイ2乗(x2)分布の値が返されます。
注意事項
・引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
・xに負の数を指定すると、エラー値 #NUM! が返されます。
・自由度に整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。
・自由度<1、または自由度>10^10の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
メモ
CHISQ.DIST は CHI SQuared DISTribution