BETA.DIST関数 β分布の累積分布関数の値を返す
関数名 | BETA.DIST |
分類 | 統計 |
説明 | β分布の累積分布関数の値を返す |
バージョン | 2010 (関数が導入されたExcelのバージョンです。これより前バージョンのExcelでは利用できません。) |
カテゴリ | Excel関数一覧 |
ここでの解説は、特に説明がない限り、Excelをインストールし、初期設定のまま使用した場合の動作を基に解説しています。
書式
BETA.DIST(x1, α2, β3, 関数形式4, [A]5, [B]6)
1 - x ----- 区間A~Bの範囲内で、関数を評価する時点を指定します。
2 - α ----- 確率分布のパラメーターを指定します。
3 - β ----- 確率分布のパラメーターを指定します。
4 - 関数形式 ----- 計算に使用する関数の形式を論理値で指定します。「TRUE」の場合は、累積分布関数の値を返します。「FALSE」の場合は、確率密度関数の値を返します。
5 - [A] ----- (省略可) xの区間の下限を指定します。
6 - [B] ----- (省略可) xの区間の上限を指定します。
解説
セルA1に「=BETA.DIST(2,8,10,TRUE,1,3)」を入力します。
累積β確率密度関数の値が求められます。
注意事項
・引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
・α≦0、または、β≦0の場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
・x<A、x>B、またはA=Bの場合は、エラー値 #NUM! が返されます。
・AとBの値を省略した場合は、標準の累積β分布(A=0とB=1)が使用されます。
メモ
BETA.DIST は BETA DISTribution